
本記事ではこんな悩みを解決します。
ダブルスは戦略さえあれば、、格上の相手にも勝つことができるのが面白いところですよね。
でも、「テニスは上手いのに試合になると勝てない」という人がいます。
ぼくはまさしく「練習は上手いけど、試合では勝てない人」だったので、試合に出るたびに悔しい思いをしてきました。
上級者のプレーを研究しているうちに、「勝てないペアがやっている特徴」があることに気づきました。
今回はダブルスで勝てない人の特徴を解説していきます。
本記事を参考にすれば、今まで勝てなかった相手にも勝てるようになり、テニスがより楽しくなりますよ!
ダブルスの陣形については、『【テニス】平行陣、雁行陣のメリット・デメリット、どっちが強い?』で解説していますので、合わせて参考にどうぞ。
『Kindle Unlimited』なら「月刊テニスマガジン」やテニス書籍など計200万冊以上が読み放題!約2万円分のテニス雑誌・書籍を無料で読むことができます。気になる方は30日無料体験から!
もくじ
ダブルスで勝てないペアの特徴5選
結論、ダブルスで勝てない人がやってしまっているNGなことは次の5つ。
- ポーチに出ない
- サインプレーをしてない
- 前衛が動かない
- 決めに行き過ぎている
- センターセオリーを意識してない
ひとつずつ解説します。
勝てない人の特徴①:ポーチに出ない
前衛がポーチに出ないペアは勝てません。
ダブルスでは前衛の動き方の良し悪しで、勝敗が決まると言っても過言ではないんですよね。
特に重要なのは、自分たちのサービスゲームの時。前衛はポーチに出ないペアは勝てません。
相手がポーチに出てこないとわかれば、リターン側はノープレッシャーでリターンができてしまいます!
「クロスに打てば前衛にボレーされない」とわかっているので、サービス側がポイントを取ることが難しくなってきます。
こうならないように、相手にプレッシャーを与えられるのが、「ポーチ」というプレーです。
前衛がポーチに出れば、相手は「このペアはポーチに出てくるからストレートに打とうかな」とか考え出します。
有効な「ポーチ」ですが、次のような場面が効果的。
- 味方のサーブがセンターに入ったとき
- 味方のリターンが足元に沈んだとき
- 味方のストロークがベースライン深くに入ったとき
上記の場面になったときは、ポーチに出ると決まりやすいです。
ちなみに、ポーチに出る目安は1ゲームに最低2回。1ゲームで1回もポーチに出ないのは勝利を捨てたようなものと考えてください。
ポーチに出るときはストレートに打たれてもしょうがないと思って勢いよくポーチに出ましょう。
勝てない人の特徴②:サインプレーをしてない
ダブルスは2人でペアなのに、相談せずにプレーしているペアは勝てません。
ポイントが始まる前に相談すると、味方の動きが予想できます。1ポイントごとに以下のようなことを事前に相談しましょう。
- サーブはどこに打つか
- ポーチに出るのか
- 相手の弱点は何か
- センターは誰がケアするのか
たかが10秒ほどの相談かもですが、驚くほどの効果がありますよ!
勝てない人の特徴③:前衛が動かない
ポーチと似ていますが、前衛が全く動かないペアは勝てません。
前衛はボレーをするだけの役割ではないです。
ボールを打たない間も、動いて相手に前衛を意識させることが重要。
ちょろちょろ動く前衛がいると目障りですし、どこに打てばいいかわからなくなってイヤですからね。
ポーチに出るのはもちろんですが、フェイントのモーションを使っていきたいです。
ポーチに出るふりをして出ない、フェイントをかますだけでも十分効果的。フェイントは、まずは肩を動かしてみることから始めましょう。
肩だけ動かして重心は真ん中をキープすれば、どのボールにも反応できます。慣れてきたら、相手が打つ前にセンターに寄って戻る、というフェイントを入れていきましょう。
フェイントを入れたら終わりではなくて、自分のほうにボールがくる可能性があるので、しっかり準備して待ちましょう。
勝てない人の特徴④:決めに行き過ぎている
ポイントを早く終わらせようと、強打しまくったり、決めに行きすぎると勝てません。
カッコいいボレーで決める1ポイントよりも、相手のミスで得る1ポイントのほうが簡単です。
テニスはミスは当たり前だけど、ミスが多い方が負けるスポーツです。チャンスボールでもないのに無理やり決めに行くのはNG。
相手のボールをまずは返し続けましょう。すると、相手のボールが浮いてチャンスボールになる瞬間が来ます。
チャンスボールになったら決めればいいわけで、それまでは確実に返球して、相手に1球でも多く打たせる意識にしましょう。
勝てない人の特徴⑤:センターセオリーを意識してない
「センターセオリー」を意識してないペアは勝てません。
やっぱり「センターセオリー」はダブルスの基本です。基本に忠実なペアがなんだかんだ1番強いんですよね。
サーブをセンターに打てば、前衛が取れる範囲にリターンが返ってくる確率が高くなります。
ボレーをセンターに打てば、相手はお見合いをしてボールを見送ってしまいます。
ポーチもセンターに打てば、前衛はボールに触れず、後衛がいたとしても無理な体勢で取らざるを得ません。
また、センターに打つことで、アウトになるリスクがほぼなくなります。
サイドを狙えば、一発で決まるかもですが、その分、チャンスボールをアウトしてしまう、なんてことが頻発します。
『Kindle Unlimited』なら「月刊テニスマガジン」やテニス書籍など計200万冊以上が読み放題!約2万円分のテニス雑誌・書籍を無料で読むことができます。気になる方は30日無料体験から!
まとめ:ダブルスは実力よりも戦術
本記事では、ダブルスで勝てないペアの特徴5選を紹介しました。
- ポーチに出ない
- サインプレーをしてない
- 前衛が動かない
- 決めに行き過ぎている
- センターセオリーを意識してない
「上記のことをやってしまっていた、、、」と
心当たりがある人は一つずつ改善してみてください。
全て改善できれば、試合でもそう簡単には
負けないテニスをすることができます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
-
-
【テニス】知ってるだけで上手くなる平行陣、雁行陣のメリット・デメリット
続きを見る
-
-
【テニス】これで怖くない!屋外でもサーブを入れるコツ
続きを見る
-
-
【テニス】試合に勝てる!ダブらず安定したセカンドサーブを打つ方法
続きを見る