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【テニス】試合に勝てる!ダブらず安定したセカンドサーブを打つ方法

2020年3月18日

 

セカンドサーブは入れるだけで弱いボールになっちゃうから、自信を持って強いボールを打てるようになりたい。練習は調子いいのに試合になると自信がなくなる…。

 

本記事ではこんな悩みを解決します。

本記事でわかること

  • セカンドサーブの重要性がわかる
  • ダブルフォルトしないサーブの打ち方がわかる
  • 試合に勝てる考え方を学べる

 

サーブといえば「ファーストサーブが重要!」と思いがちですが、試合でも安定して勝てる上級者はセカンドサーブでも攻めのテニスができます。

 

ぼくも以前、ダブルフォルトばかりしてしまい、長く悩んでいた時期がありました。

 

しかし、本記事の紹介しているコツを実践するうちに、セカンドサーブでも自信を持って打てるようになり、ダブルフォルトがほとんどなくなりました!

 

本記事では、セカンドサーブが重要な理由、安定したセカンドサーブ打ち方を解説していきます。

 

本記事の内容を理解して実践すれば、10年で培ったサーブのノウハウを短時間で得ることができ、試合での勝率がグッと上がりますよ。

 

セカンドサーブが苦手な人は、「セカンドサーブが苦手な自分がダブルフォルトをなくした3つのコツ」と合わせて参考にしてください。

 

本記事の内容

  • セカンドサーブが重要な理由
  • 安定したセカンドサーブの打ち方
  • 効果的なサーブ練習方法

 ダブルフォルトしているうちは勝てない

ダブルフォルトは一番やっちゃいけない失点です。

 

そんなの誰もがわかっちゃいるけど、ダブルフォルトしてしまうんだよな…

 

ぼくもショットの中でもセカンドサーブが超苦手でした。練習ではスピンサーブを打てるのですが、試合に出てセカンドサーブになった途端、いろいろ考えてしまいます。

 

「フォアに打ったら打ち込まれそう…」

「この前2回連続ダブルフォルトしたな…」

 

余計なことをいろいろ考えるうちに、自信がなくなってダブルフォルトをしてしまう…。

 

そしてサーブにだんだん自信がなくなっていき、さらにダブルフォルトを重ねる悪循環に陥っていました。

 

大事な地区大会の試合で4回連続ダブルフォルトをしてしまい、とても絶望したことを今でも覚えています。

 

テニスではストロークも大事ですが、自らコントロールできるサーブの良し悪しは試合に勝つためのキーポイントになりますよね。

 

試合で勝つには「セカンドサーブ」が重要である3つの理由

結論、セカンドサーブが試合で勝つために重要な理由は次のとおり。

  • サービスキープ率が上がる
  • 相手から攻められない
  • プレイに自信が生まれる

 

順番に解説します。

 

セカンドサーブが重要な理由①:サービスキープ率が上がる

試合で勝つためには、いかにサービスキープ率を上げるかが重要。


これはプロの試合だけではなく、一般の試合でも同じ。

 

プロのトーナメントを見ていると、勝率の高いプレーヤーはサーブの威力がすごいですよね。

 

セカンドサーブがすごいプロ選手は誰を思い浮かべますか?

 

ラファエル・ナダルのセカンドサーブのポイント取得率は60%ほどあり、セカンドサーブを有効に使っている選手の一人です。

 

ノバク・ジョコビッチもセカンドサーブは深く、なおかつ相手の打ちづらいコースにコントロールできます。

 

なので、ジョコビッチのサービスゲームを破ることは簡単ではないと言われています。

 

たとえファーストサーブがなかなか入らなくても、セカンドサーブで回転量が多いボールを打つことができれば状況ががらっと変わります。

 

サービスゲームをブレイクされる可能性が低くなり、簡単に負けないようになるはずです。

 

トッププロは、ファーストサーブが入ったときのポイント獲得率は約80%です。

 

これがセカンドサーブになるとポイント獲得率は50〜60%になってしまいます。

 

トッププロはリターンが強力なので、ファーストサーブを入れることが重要になってきます。

 

一般プレーヤーの場合は、たいていはセカンドサーブでリターンを強打される確率は低いですよね。

 

セカンドサーブの質を上げれば、ファーストサーブとセカンドサーブのポイント獲得率は変わらなくなってきます。

 

セカンドサーブが重要な理由2:相手から攻められない

ぽわーんとした山なり軌道のいわゆる「入れるセカンドサーブ」を打っている人。

 

これだと中上級者であれば、チャンスボールで叩かれてしまいます。

 

本来は有利であるはずのサービスゲームが、一変して不利な状況になってしまいます。

 

これではいつまでたっても勝てるようになりません。

 

セカンドサーブを強く打てるようになると、相手はリターンを強打することはできません。

 

相手にサーブが強い!と思わせたら勝ちです。

 

そして、リターンが返ってきた3球目はきちんとした体勢でボールを打つことができるので、自分が有利な状況に持っていくことができます。

 

セカンドサーブが重要な理由3:プレイに自信が生まれる

サーブは唯一、自分のタイミングやボールの位置で打つことができるショットです。

 

強いセカンドサーブを打つことができれば、サービスゲームキープがより簡単になり、心に余裕が生まれてくるわけです。

 

サーブがいいと気分も上がってきて、テニスのショット全般に自信が生まれます。

 

自信を持って打てているときは、無意識に体が動く状態、いわば無双状態となっているので、打つボールの質も高くなります。

 

安定したセカンドサーブを打つための考え方

結論、安定したセカンドサーブには3つのポイントが大事。

  • ネット上の的を狙うイメージ
  • 速さよりもコースが大事
  • ファーストサーブとフォームを変えない

 

ひとつずつ解説します。

 

①ネット上の的を狙うイメージ

ネットの上の空間をイメージして、ネットからどのくらいの高さにボールを打つのかをイメージしましょう。

よくあるのが、ボールをどこに落とすかをイメージすること。これはやめたほうがいいです。

 

間違いではないですが、これだとボールがまっすぐ直線的に飛んでいくイメージになってしまいます。

 

サーブをまっすぐ打てるのは、身長2m以上あるごく限られたプレーヤーだけです。

 

そして、2次元のイメージになってしまうので、ネットにかかる確率が高くなります。

 

は2次元ではなく、3次元でイメージするようにしましょう。

 

  • たて・・・深く打つか、浅く打つか
  • よこ・・・左右どちらに打つか
  • 高さ・・・高い軌道のボールなのか、低い直線的なボールなのか

 

セカンドサーブでは、ネット真上にダーツの的があるのをイメージ。

 

その的に当てることをイメージすると、ネットにかかるミスは激減します。

 

また、深いボールを打つなら、その分、ネット真上の的をもっと上にして狙えばいいだけ。

 

イメージの違いだけだけど、この違いだけでセカンドサーブの安定度が劇的にアップします。

 

②速さよりもコースが大事

セカンドサーブは速さよりもコースが命です。

コースを狙ったらサーブが入らなくなるから、変な飛び方をしても入るようにとりあえずセンターを狙う

 

セカンドサーブを打つとき、ほとんどの人はこんな考えのはず。でも考えてみてください。

 

「セカンドサーブが入りさえすれば勝ち」のスポーツじゃないですよね。

 

セカンドサーブサーブを打って、返ってきたボールをひたすら打ち返して、最終的に1ポイントを取らなければいけないんです。

 

そうだとすれば、ただ入れに行くより、相手のバックを狙ってミスらせたほうがいいのは明らか。

 

コースを狙えないより、狙えたほうがセカンドサーブでも安定して1ポイントがとれるようになります。

 

セカンドサーブでコースを狙う効果的な練習はこちら。

 

サービスコートを3つに区切ります。

  • センター
  • ボディ
  • ワイド

的を置ければいいですが、なければ頭の中でざっくりと3つに区切りましょう。

 

そして、打つ前にどのコースに打つか宣言する、という練習方法がオススメ。

 

5回連続で同じコースに入れたら終わり、1回でもミスしたら最初からやり直しなどルールを作りましょう。

 

サーブにプレッシャーをかけることができるので、より本番に近い練習になります。

 

③ファーストサーブとフォームを変えない

ぼくはファーストサーブはセカンドサーブの延長上にあるショットだと考えています。

 

言い換えると、

セカンドサーブを強く打ったものがファーストサーブ

というイメージ。

 

ファーストサーブはフラット、セカンドサーブはスピンだとそもそも打ち方が違ってきます。

 

フラットサーブをビシッと打ちたい気持ちもよくわかりますが、セカンドサーブの質を高めるためには、セカンドサーブが基本で、思い切りよく打つショットがファーストサーブと考えてみましょう。

 

この動画もオススメです。

 

セカンドサーブの質を上げる練習方法

ここからは、より安定して、かつ質の高いセカンドボールを打つ練習方法を紹介します。

 

コースを狙う

 

先程も言ったように、セカンドサーブもきちんとコースを狙う

 

この意識がない人が多いですよね。

 

ファーストサーブはコースを狙うけど、セカンドサーブは入れるのが最も重要だから、とりあえず真ん中を狙って打つ。このパターンが多いと思います。

 

練習では、セカンドもセンター、ボディ、ワイドにコースを狙う練習をしましょう。

 

セカンドサーブもコースを狙えるようになると、相手の苦手なバックハンド側に打てたりするので、サービスキープ率が上がります。

 

スピン性能を上げるのもあり

より安定したサーブを打ちたければ、練習あるのみですが、テニスギアで改善するのもアリ。時間短縮になりますからね。

 

てっとり早いのはガットをスピン系にすること。

 

スピンならナチュラル系がいいという記事がありますが、正直、高いのでムダ。

 

打ってるうちに緩むとスピン性能もすぐ低下しますからね。

 

シリコンスプレー

目立たずガット性能を上げるなら、シリコンスプレーを試してみるのもあり。人気なのか、昔より値段が上がっている気が…

 

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まとめ

サーブは一人で練習できるショットなのに、練習しないのはもったいない。

 

セカンドサーブを磨いて、安定したサーブを武器に試合に勝ちましょう!

 

セカンドサーブが重要な理由

  • サービスキープ率が上がる
  • 相手から攻められない
  • プレイに自信が生まれる

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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コーディ

社会人になって、英語ゼロの状態から英語勉強を開始。2ヶ月でTOEIC910点を獲得。その後、社会人留学をし、念願のアメリカで仕事をする。日本に帰国後、海外での生活が忘れられず、海外移住に向けて準備中。TOEIC満点に向けて勉強中。

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