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【テニス】ファーストボレーを成功させるポイント3つ→解説します

2019年12月20日

ダブルスの平行陣が上手くなりたい、ファーストボレーが苦手だから、うまくできるポイントを知りたいな。

こういった悩みについて解説します。

ファーストボレーを成功させるポイント3つ

ダブルスで平行陣をするには、ファーストボレーを確実に返すことが必要です。弱くてもいいので、ファーストボレーをミスせず返すだけで、相手に相当なプレッシャーを与えることができ、試合を有利に進めることができます。

サーブは速さよりコースを意識する

サーブを打って、前に出てファーストボレーの準備をする、サーブとファーストボレーはセットで考える必要があります。ファーストボレーを確実に返すためには、準備する時間が必要です。速いサーブを打てば相手にボールが届くまでの時間も短くなります。また、速いサーブに比例するように速いリターンが返ってきます。こうなると、サーブを打ってから前にネットに出る時間が短くなり、ファーストボレーに十分な準備時間がありません。

サーブは速さよりも、コースを意識して打ってみましょう。相手がバックハンドが苦手そうであれば、バックハンドを狙ってサーブを打てば、ネットぎりぎりを通ってくる低く速いボールが返ってくる可能性はかなり低くなります。速いサーブでなければ、ファーストボレーの準備時間も十分にとることができます。また、サーブをセンターに打てば相手は厳しい角度の付いたリターンを返すことは難しいので、甘いリターンが返ってきます。結果、自分は体勢を崩さずに、自分が手の届く範囲内でファーストボレーを打つことができます。

体勢は低く

せっかくいいサーブが入って、さぁいざファーストボレー!という時に棒立ちで構えていても、体重が乗ったいいボールは打てません。ボレー全般に言えることですが、しっかり重心を落としてボレーすることが大事です。重心を落とすと体幹が安定し、ボールの高さと目線も合わせることができるので、ラケットのスイートスポットにしっかり当てることができ、面の安定性を高めることに繋がります。また、少し浮いたリターンは重心を低くすることでハイボレーができ、攻撃的にプレーできるようになります。重心を低くするタイミングですが、前に出てスプリットステップの時に重心を低くするのは遅いので、サーブを打って前に出る時から体勢を低くして前に出ることがコツです。

ダッシュしない

よく、サービスダッシュと言いますが、この言葉を素直に捉えると間違ったイメージを持ちがちだと思っています。ダッシュするのではなく、サーブを打ったら2〜3歩進み、サービスライン手前でスプリットステップするのが正解です。

サービスダッシュをするなら、早く前に出て、できるだけネットに近づいて前でボレーしなきゃって思いますよね。前で打ちたいので、サービスラインを越えたくらいでスプリットステップができれば前でボレーできるかな〜。

なんて思っても、実際、サーブを打ってリターンが返ってくるまで、時間にすると数秒です。そんな短時間でサービスライン付近までダッシュしたら体勢も崩れますし、ファーストボレーを打つ準備時間が作れません。

サーブを打って2〜3歩進んだらスプリットステップすることでファーストボレーに余裕が生まれます。もしリターンが足下に沈んできてサービスコート内に落ちてくるようであれば、また1歩前に踏み込んでローボレー、もしくはいったんボールをコートに落としてハーフボレーができれば十分です。構える位置は、サーブを打って2〜3歩が正解です。これで心に余裕が生まれ、ファーストボレー成功に繋がります。

ダブルスでの平行陣は相手にプレッシャーを与えることができます。ファーストボレーは平行陣をするには必須のショットです。上記3つのポイントを押さえて、ファーストボレーの苦手意識をなくしましょう!

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コーディ

社会人になって、英語ゼロの状態から英語勉強を開始。2ヶ月でTOEIC910点を獲得。その後、社会人留学をし、念願のアメリカで仕事をする。日本に帰国後、海外での生活が忘れられず、海外移住に向けて準備中。TOEIC満点に向けて勉強中。

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