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【テニス】バックハンドは片手と両手、どちらが有利?自分なりの結論を出した

2020年12月4日

バックハンドは両手と片手のどちらが有利なんだろう?それぞれの打ち方のメリット、デメリットを知りたいな。

 

本記事ではこんな疑問にお答えします。

 

本記事でわかること

  • 現代テニスのバックハンドの特徴がわかる
  • 両手打ち、片手打ちのメリット、デメリットがわかる
  • 打ち方を決める際のポイントがわかる

 

テニスではじめに悩むことのひとつが、バックハンドを両手打ちにするか、片手打ちにするか、という問題ですよね。

 

プロテニス選手を見ると、両手バックハンドが圧倒的多数ですよね。

 

多くの選手が両手バックハンドを採用しているということは、両手バックハンドが有利なのでしょうか?

 

本記事では、バックハンドを打つなら両手と片手、どちらが有利なのか、それぞれのメリット、デメリットを詳しく解説していきます。

 

本記事を参考にすれば、バックハンドの打ち方の特徴がわかり、自分に合ったバックハンドの打ち方を見つけられますよ。

 

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現代テニスは両手打ちバックハンドが主流です

テニスラケットは進化して、誰でも簡単にスピンをかけるできるようになりました。

 

いわゆる、エッグボールってやつですね。

 

昔と比べて、ラケットの進化に伴って、ストロークでも相手を十分に追い込めるようになりました。

 

さらに黄金スペックのラケットが登場して、誰でもクオリティの高いボールを打てるようになりました。

黄金スペックについては「【テニス】初心者は黄金スペックラケットを選ばないと損する理由を解説」で詳しく紹介しています。

 

そんな強いボールに力負けしないように、多くの選手は両手打ちのバックハンドを採用しています。

 

プロ選手でも、両手バックハンドを採用しているプレーヤーの割合は約80%でして、片手バックハンドは約20%です。

 

両手、片手バックハンドを使う主な選手は以下のとおり。

 

両手バックハンドを使う主な選手

  • ジョコビッチ選手
  • ナダル選手
  • メドベージェフ選手
  • 錦織選手

 

片手バックハンドを使う主な選手

  • フェデラー選手
  • チチパス選手
  • ディミトロフ選手
  • シャポバロフ選手

 

もちろん、片手バックハンドでも強い選手がいますが、タイミングを取るのが難しいんですよね。

 

両手バックハンドに比べて、片手バックハンドは難易度高めです。

 

昔は片手バックハンドがほとんどだった

1980〜90年代のテニスはサーブアンドボレーが主体でした。

 

これには、ラケットの性能も大きく関わっています。昔はウッドラケットだったので、ボールにスピンをかけるのも大変でした。

 

ストロークで決めるのは難しいので、サーブアンドボレーで決める方が手っ取り早かったんですね。

 

サーブアンドボレーをするとなると、片手バックハンドのほうが便利でした。

 

なぜなら、片手バックハンドならグリップチェンジなしでボレーやスライスが打てます。

 

また、ストロークでもナダルのような強烈なトップスピンボールが来ることはありません。

 

そのため、片手バックハンドでも力負けせずに打ち返すことができました。

 

以上の理由から、昔は片手バックハンドが主流だったんですよね。

 

両手・片手バックハンドのメリット・デメリットまとめ

まずは両手バックハンドと片手バックハンド、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

両手バックハンド 片手バックハンド
メリット
  • 習得しやすい
  • 安定性がある
  • 強打にも対応できる
  • 見た目がかっこいい
  • スライスと打ち分けやすい
  • リーチが長い
デメリット
  • リーチが短い
  • スピン量が少ない
  • スライスが打ち分けにくい
  • 力が入りにくい
  • 高いボールが苦手
  • 片手バックハンド人口が少ない

 

両手打ちと片手打ちバックハンド、結局どっちが有利なの?

結論、アマチュアレベルだと両手バックハンドのほうが有利と考えています。

 

なぜなら、片手バックハンドを教えられる人は少ないから。

 

上記でも言ったように、プロテニス選手の8割は両手バックハンドです。

 

アマチュアレベルになると、9割以上は両手バックハンドだと思います。

 

片手バックハンドの人口がそもそも少ないので、教えられる人がまず少ない。

 

また、テニスはミスをより多くしたほうが負けるスポーツです。

 

どんな速い球が打てても、ミスが多ければ負けてしまいます。

 

このミスをしない打ち方を何度も再現しやすいのが両手バックハンドだと考えています。

 

この他にも、両手バックハンドが優れている理由があるので、次から解説していきます。

 

両手バックハンドが優れている理由

両手バックハンドのほうが優れている理由は主に2つあります。

  • 力が入る範囲が広い
  • フォームが安定する

順に解説します。

 

力が入る範囲が広い

両手を使っているので、片手バックハンドより両手バックハンドのほうが力を込めて打つことができます。

 

速いボールがきても打ち負けません。

 

また、スピンボールでバックの高いところにボールがきても、両手だと勢いのあるボールを打つことができます。

 

他方、片手バックハンドの最大の弱点は、高い打点で打てないことなんですよね。

 

人間の体の構造上、バックハンドの高い打点はどうしても力が入りづらいんです。

 

あのフェデラーでさえ、弱点はバックハンドの高い打点は打ちづらいので、スライスでしのいでいる場面が多いです。

 

最近だと、フェデラーはライジングショットを使うことで弱点を補っています。

 

しかし、ライジングショットはかなり高度なショット。

 

一般プレイヤーがマネしようと思っても簡単にできるわけがないです。

 

こういったことからも、両手バックハンドの方が弱点が少ないです。

 

スピン主体の現代テニスには両手バックハンドが合っているといえます。

 

フォームが安定する

 

バックハンドはフォアハンドに比べて安定したフォームで打つことが出来ます。

 

バックハンドは体の動きが制限されてしまうのですが、実はこれがフォームが安定する要因だったりします。

 

バックハンドは、一度フォームを身に付けてしまえば、常に同じフォームで打つことができるわけです。

 

つまり、バックハンドは動きの再現性が高くなります

 

再現性が高いと緊張した状態でも、またはすごい疲れた状態であっても、安定的にボールを打つことができるようになります。

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まとめ:バックハンドを得意にすると最強

現代テニスでは、ラケットの進化のおかげで力のないプレーヤーでも勢いのあるボールを打つことができます。

 

しかし、多くのプレイヤーはバックハンドが苦手です。

 

言い換えると、バックハンドを得意にできれば、弱点のない素晴らしいプレーヤーになれます。

 

バックハンドが苦手な人もがんばって練習して上達していきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

コーディ

就職後、英語ゼロから社会人留学をし、のちにアメリカ勤務。ブログ歴3年目で、本ブログのアクセス数は月間3,000PVほど。 クローズドASP依頼獲得。ブログを書くことが趣味で、ブログ仲間を募集しています。

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