海外ドラマで
もくじ
日常会話が聞き取れなくてついていけない
海外に住む前に英語を勉強するためにやれることはほとんどやりました。
ぼくが英語を勉強するためにやったことは次のとおり。
- 参考書で勉強する
- スキマ時間はPodcastでリスニング
- 単語帳で英単語を覚える
- オンライン英会話
- 語学学校に通う
- TOEFL-iBTの勉強(海外ではTOEICは意味ない)
- 試しにTOEICを受ける
スキマ時間を使って英語のリスニングも毎日やっていたので、ある程度は自信がありました。
しかし、実際にアメリカに言って生活や仕事をするうちに、衝撃的だったことがあります。
ある日、アメリカ人の同僚数人と会話をしていたのですが、「何気ない日常会話」が理解できなかったんです。
愛想笑いしかできず、会話の輪に入ることができませんでした。
英語を勉強する上で、決定的に欠けていたものがあります。それは日常会話のリスニングだったんですよね。
ネイティブの日常会話が聞き取れない原因
英語が母語のネイティブスピーカー同士の日常会話が聞き取れない主な原因は以下のとおり。
- TOEICの勉強しかしてない
- 単語の繋がりがわかっていない
- 単純に日常会話を聞く経験がない
- スラングを知らない
順番に解説します。
1.TOEICの勉強しかしてない
TOEICの勉強しかしていないと、英語の日常会話は100%聞き取れません。
試しに、どれほどネイティブの日常会話が聞き取れるか、次の動画で試してみてください。
>>Youtubeで日常会話を探す
TOEICのリスニング問題は、そもそも非ネイティブ向けに作られているので、以下のような特徴があります。
- きれいな英語が使われている
- スラングは出てこない
- 話すスピードが早すぎない
- 発音のイントネーションにクセがない
これに慣れていると、ネイティブが高速で話す会話スピードについていくことができません。
まさに、耳がTOEICのリスニング用の耳になっています。
2.単語の繋がりが聞き取れない
ネイティブは英語の繋がりをはしょって話します。これを聞いたことがないと、なんじゃそりゃ?となりますよね。
例えば、「Gotcha.」という言葉は知っていますか?カタカナだと「ガッチャ」というんですが、Got it.を省略したもので、元々の文は「I got it.」ですね。このように英単語の繋がりがわかっていないと、とたんにリスニングが難しくなります。
この単語の繋がりは法則がありますので、勉強してみてください。
3.単純に日常会話を聞く経験がない
経験していないことは出来ない、という単純な理由もありますよね。野球を知っていてもやったことない人がバットを持っても、何をすればいいのか分からないのと同じです。
ネイティブとの会話を経験したことがなければ、その会話のスピードや発音にびっくりしますよね。
海外ドラマで英語勉強するべき3つの理由
- リスニング力向上
- 日常会話になれる
- スラングを知る
リスニング力向上
海外ドラマを見ることで、自然と英語のリスニング力を鍛えることが出来ます。海外ドラマは内容も面白いものが多いので、勉強している実感がなく、楽しんで英語を勉強することができます。
日常会話に慣れるため
日本にいる場合、ネイティブの日常会話を聞く機会を作るのは大変ですよね。海外ドラマであれば、好きなときにネイチティブの日常会話をリスニングすることができます。
スラングを知る
英語のスラングは学校の授業では絶対に教えてくれません。なぜなら、英語の先生は留学したことがない先生も多いからです。また、参考書やTOEICの勉強ではスラングを覚える機会はゼロです。でも現実世界では、スラングをたくさん使って会話が繰り広げられています。
留学するならネイティブの日常会話に慣れておこう
海外留学は語学を上達させるただけでなく、異なる文化を体験し、自分の世界を広げることもできます。
でも、留学した人のうち、多くの人は「ネイティブの日常会話についていけない」という経験があると思います。
ぜひ、留学するなら、海外ドラマで英語を勉強し、ネイティブの日常会話に早いうちから慣れておいたほうがいいです。