こんにちは、コーディです。
こんな悩みを持っている人に読んで欲しい本をについて、記事では紹介します。
本の概要
人の心を一瞬でつかむ方法ー人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学
- 著者:ネフィンジャー・ジョン
- 発売日:2016年8月
- ページ数:130ページ
対象の読者
- 人と会う機会が多い営業職の人
- 自分をより良く見せたい人
- なかなか自分に自信が持てない人
ハーバード・ビジネススクールの必読書とうたわれています。
対人心理学についてわかりやすく解説されている本です。ビジネスを行う上では、
人とコニュニケーションをとることが必須なので、
ビジネス書としても評価が高いんですよね。
本書の目次
- 人は人を「強さ」と「温かさ」で評価する
- 人はみな、「見た目」と固定概念に縛られる
- 「強さ」と「温かさ」をアピールする効果的な方法
- 「この人と一緒にいたい」と思わせる聞き方、話し方
この本でしきりに書かれているのは、人間が人を品定めするときは2つの観点がある、これは本書のキーワードです。
- 強さ
- 温かさ
強さとは 〜 個人の能力の高さや物事を成し遂げる意志の固さ
温かさとは 〜 この人にもっと近づきたい、と相手に思わせる優しさや親近感
強さを優しさを兼ね備えた人物はわずかしかいない、そして、どちらも兼ね備えた人間に人は敬意を抱く。
しかし、「強さ」と「温かさ」は反比例するもので、「強さ」をアピールすると、「温かさ」は弱まってしまう。
なんとも相反する、難しい特徴を持っています。
成功には「強さ」と「温かさ」が必要
「強さ」は二つの基本要素ー世界を動かす「能力」と「意志の力」ーから成り立っています。
世間から注目を集めている人は、総じて「強さ」を持っているはずです。
能力とは成功するために必要なあらゆる力のことを言っています。
コニュニケーション能力、判断力、知識の深さだったり、人それぞれ能力を持っています。
この「能力」に加えて、「意志の力」が「強さ」には不可欠です。
つまり、最後まであきらめず、やり遂げる力、ということです。
この「能力」と「意志の力」のどちらかが欠けていては、成功するのは難しい。
「強さ」だけでは限界がある
ただし、「強さ」があるだけでは、高みを目指すことはできません。
単なる「敬意」を「賞賛」にまで引き上げるためには、人々の好感を得なければなりません。
人々の好感を得るためには、「温かさ」も必要。
確かに、コワモテの人より、穏やかで人当たりの良さそうな人の方が好感が持てますよね。
この「温かさ」を感じる要素としては、「共感」、「親しみ」、「愛情」の3つがあると本書では書かれています。
見た目や服装、態度、イメージ、固定概念など、あらゆる印象が与える「強さ」と「温かさ」の関係が本書では書かれています。
まさに人の心を掴むた目には、どんな点を意識すればいいのか、わかりやすくまとめられているので、
人と接するビジネスマンや、人間関係をよりよくしたい人はぜひ読んでおきたい一冊です。
なお、Kindle Unlimitedでは無料で読むことができます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。